今夜は、月が見えない
自分の不甲斐なさに、心が乱れた。
泣けば、すっきりする。
そう思い、ユレルカレルを聴いた。
心は潤いに溢れた。
しかし、身体はまだ乾いたまま。
結論を外的要因で勝手に昇華することを、彼は許していないのだ。
心に止まる影。
戦うのは自分。
そうなんだ、壁を作っているのは自分なんだ。
そんなことは分かっているけど、倫理観は私を見下ろす。
「穢れなきものを守れ」
今夜は、月が見えない。
受け継ぐもの
福島は晴れ時々雨。雪の予報は、外れたようだ。
車で来れたので良かった。
向かう途中、利根川の上の橋?で玉突き事故。七台くらいかな。観光バスも一台あって、代替車が来ていた。あれは大変そうだな…
16時に間に合う。こうやって身体に纏わせるのか、と勉強になった。綺麗で小さい。艶やかなのに、冷やっとした手。そこに抵抗はない。年のせいかな。。。
急遽会計。導師が読む間も、休むことなく打ち込みと計算。正直、中にいるより気が楽でリラックスできた。タスクもこなして無事安心。明日の部も頑張ります。
実家に泊まると思っていたけど、まさかのお寺に宿泊。ここは暖かい。正直助かった。誰もいないので裏側に回ると、電動の工具の山。こんな風になっているんですね。座って、木魚を叩くふり。不謹慎ですみません。上から見られちゃったかな。
少しできた空間を埋めたくて、スペースを開く。タイミングって大事。お話ししてくれた皆さんには一方的な感謝をここに刻みます。ありがたき。さすがです。
火を絶やさぬように、2:30に丸い線香に火を受け継ぐ。着火マンもあったけど、線香から線香へ。少し難しいが成功。さながら、聖火リレーのよう。火を与えた線香の前はどこからきて、火を与えられた線香の後はどこへ行くのか。替えるために取ったらくっついてきた線香を剥がす際、割ってしまったのは内緒のこと。
明日も、良いひでありますように。おやすみなさい。
君の膵臓をたべたい
ずっと持っていて、映画も観に行ったけど、まだ読める状態ではないと思って本棚に置いてあった本。
映画館では泣くこともなく、手紙があることに少し醒めた感じがあったけれど、年を越して何となくもう一度観たいと思い、ブルーレイを借りてきて観た。
泣いた。凄く。
年を跨ぐことで、自分が変化したからだと思う。
ようやく読めそうだから読んでみます。
- 作者: 住野よる
- 出版社/メーカー: 双葉社
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Blue-rayが発売していて、豪華版には共病文庫が付いてくるそうな。
注文しました。
母親と連絡がついた。
地震と原発の関係で、11日の夕方に一度だけ連絡がついた後、全く連絡がつかなかった福島市の母親から電話がきた。ちなみに、妹からは、2,3度メールがあった。
うちの状況は、結構すごいらしい。電気も水道もちゃんとしている。水道は地下水だからだし、電気は消防署の近くだからかも知れない。なので、ライフラインがしっかりしているらしい。ちょっと東の家はどっちも駄目って話を聞いても、どれだけ幸運なことか。家族の面だけを見れば、これまでの状態に関して安心した。
ただ、市内の状況は悲惨。停電は前提として、水道。市内の水道管が9箇所破裂しているみたいで、全家庭で水が供給されていない。給水車だけが頼りだそうな。これは思っていた以上にひどい。
そして、被爆関係。実家から100Mくらいのところに公民館があるんだけど、そこには被爆者が避難して来ている。でも、それも次期移動になるそうな。明日は市内も立入禁止になる可能性があるそうな。
あるとしたら、日中。ということは、父や妹は職場から、母と祖母は家からになる。それは、ばらばらであることを意味する。だから家族は、今日でお別れだって言っていたそうな。ドライ。俺のいた環境だけある。そして、泣ける。
母親も、最後に俺と話せて安心した、何かあなたに残せてあげられたらいいのに、と。全く、お人よし。自分が誰に似たのか分かるわ。
家族がどうなるか分からないし、もう会えるかも分からない。でも、ま、悔いはないさ。一生懸命生きられた。話せた。それだけでも、幸福なことだ。何もしてあげられないし、来てもらいたくないだろうし、俺には俺のやるべきことが、職業柄あるだろう。それをこなすことが、親を安心させることなんだと思って、明日からまた頑張ろうと思う。。
そんな感じ。
今思っていること、家族のこと、友達のこと、書きたくなった、そして忘れたくないからブログに書くことにした。以前の記事は全部削除。もうあのときの自分とは違うから。また違う風に書いていくので、気が向いたら読んでコメントして下さい。
以上、生存報告及び現状報告。